フーコック(および東南アジアリゾート)の年末年始の風景
3年連続フーコックで年末年始休暇を過ごしています。海外で年末年始を過ごすのは6年目になります。
2013–14年 ランカウイ島
2014–15年 ペナン島
2015–16年 サムイ島
2016–17年、17–18年、18–19年 フーコック島
私の感じた東南アジアリゾートでの年末年始の風景を書いてみます。
クリスマス〜年明け
だいたい仕事納めを終えて、あるいは1日前倒しで出国しますが、日本ではクリスマスが終わって、一気にお正月モードになる12/28〜29頃。日本ではまるで早着替えのように、26日になると街中からクリスマスツリーが消え、門松が飾られるタイミング。この感じ嫌いではありません。クリスマスの雰囲気はロマンチックだし、何となく気分も上がる。ただ、1日でも過ぎると何となく陳腐に見えてしまうのも日本ならではの感覚ですかね。
ただし日本を出ると話は別です。まだ街中にはクリスマスツリーをはじめ、クリスマスの飾りつけが残っています。(そもそも日本ではクリスマス=冬=雪の感覚ですが、初めて東南アジアで12月を過ごしたときに、常夏の地でのクリスマスにずいぶん違和感を感じました。とっても勝手な違和感ですが。)年が明けるまでクリスマスソングも流れていたりして12/25でクリスマスが終わりという感じはなく1/1を迎えるまで続きます。
大晦日のガラディナー
どの国のリゾート地でも大晦日の夜はガラディナーが催されます。だいたい別料金で予約制ですが、昨年滞在したホテルは宿泊に含まれていました。
2017–2018年のガラディナー
今年は参加しませんでした。
大晦日は規模の大きなホテルほど朝からスタッフ総出でガラディナーの準備をします。だいたいビーチサイドにテーブルを出し、ビュッフェ台やステージを作り、飾り付け。これが本当に見ていて楽しい。あっという間に砂浜が宴会場になってしまいます。15時くらいからは音響のセッティングも。
ガラディナーは18時か19時くらいから始まります。19時からだとしてもカウントダウンまで5時間。その間、食事に、ダンスに、福引に各種余興やゲーム、各ホテルいろんな企画で盛り上げます。どんなパーティーも一緒ですが、全員が同じテンションで盛り上がるのは難しい。見ていると欧米系の一部の方々は率先してダンスをしたりして盛り上がりますが、それを冷めた感じで見ている参加者がいるのも事実。なかなか難しいです。
カウントダウン
基本的に0時まで起きていることができないのでこのところはだいたい0時前に寝てしまっています。外ではガラディナーに続いてカウントダウンまで音楽が鳴り響いていますが気にせずに…カウントダウンで印象に残っているのはサムイ島です。0時になって海岸線のそこかしこで一斉に花火が打ち上がるのは圧巻です。
ベトナムは個人で花火を上げるのが禁止されているようです。こういうところどころに社会主義体制が垣間見える。ベトナムは日本からマイナス2時間の時差。ちょうど寝ようと思った22:00頃か年明けでNHKのワールド放送でゆく年くる年をちらっと見ました。
夢のあと
お正月があけると次々とクリスマスの飾り付けが片付けられ、挨拶もhappy newyearに変わります。元日の厳かさとは無縁の南国でのお正月。クリスマス休暇の人々は帰国するのか1/1のビーチはちょっと人が減っていました。
初めて海外で年越をしたときはかなりテンションが上がりましたが、少し慣れて贅沢なことに珍しさを感じなくなってしまいました。でもやっぱり一度は経験するときっと楽しいと思います。ゆく年くる年を見ながらのお正月ももちろん好きです。