フーコックでの1日と読書記録〜2018-2019年末年始ベトナムの旅
フーコックに着いて2日目。
すでに日にちと曜日の感覚はゼロになってしまいました。ネットのニュースを見てもう30日なんだ、と気づきます。
前日は3時間くらいしか眠れなかったので、たっぷり7時間寝て起床。
今回、痛恨のミスでジムのないリゾートを予約してしまい、日本と違って道路を走るのも危険なので、図らずも今回の滞在はノーランニングで足休めとなってしまいました。
朝食をとって身支度をしたらビーチサイドへ。こんな景色を眺めながら1日を過ごします。この写真には人はいませんが、日中は人が多いです。
飛行機が島に向かって飛んできます。一度島を越えてUターンして入ってくるのですが、着陸直前なのでかなり低空飛行🛬見ていて楽しい。リアルタイムで飛行情報が見られるFligtradarを見てどこから飛んできた飛行機が確認したり。ストックホルムから直行便でフーコック島までジャンボジェットが飛んでました😲
ぼーっとして、ビールを飲んで、本を読んで、うたた寝して…
happy hour🍹
あっという間にサンセット
これを毎日繰り返します。
–今日の読書–
kindleで樹木希林さんの「一切なりゆき」を読みました。私は映画をそれほど観るほうではないので、樹木希林さんの出ている作品、と言ってもあまり思い浮かびません。どちらかというと、なぜ内田裕也さんとあんな関係を保っているんだろう❓という疑問と、フジカラーのCMとシニカルなコメントのイメージが強い女優さんでした。
亡くなってからのテレビの特集やメディアの報道でこの方の生き方、というより生き様、価値観、生活スタイルを知って、人間としての深みを知り、何ものにも媚びずに、いろんなことを面白がって(病気さえも)、まったくコントロールの効かない旦那さんを愛し抜く、真似できることではないけれど、真似して生きてみたいなぁと思いました。
珠玉の箴言の数々がたくさん掲載されています。
たくさんメモをしたのですがいくつかご紹介
+++以下抜粋引用+++
「モノがあるとモノに追いかけられる。持たなければ頭がすっきりする。片付ける時間もあっという間」
「人生なんて自分の思い描いた通りにならなくて当然」
「しっかり傷ついたり、へこんだりすれば自分の足しや幅になる」
「ミスを活かして生きる」
「すべてのものに対して絶対にこうでなければならないという鉄則はない」
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最後に也哉子さんの喪主の挨拶全文が掲載されていました。TVで、告別式での喪主の挨拶を見て、エピソードとしてはすごいことなのに、訥々と読み上げている姿がすごく印象に残っていました。そしてTVで見たこと(聞いたこと)なんて普通1度聞いたら忘れてしまうのに、不思議とほとんど内容を覚えていました。エッセイストというだけあって、言葉選びも上手なのかもしれませんが、自分の感じた思いをピュアに言葉に置き換えている、飾ったり、偽りのない言葉だから心に残ったのかなと思います。
帰りのフライトでは「日々是好日」観てみようかしら。