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台北でのタクシー事情

台北では空港との往復、ホテルの移動で3回タクシーを使いました。

はじめは松山空港からホテルまで。近くて15分くらいでした。松山空港は本当に便利です。台北で初めて1人で乗るタクシー、地理にも明るくないので、Googleマップを見て道路を確かめながら、慎重にタクシーの中を過ごしました。ほどなくホテル着。ぼられることもなく、メーターの金額通りにお釣りもくれました。料金は250NT$(約915円)心ばかりのチップを、と思ってましたが、ホテルのベルボーイさんが出てきたりして、渡すタイミングがなく。

2度目は、ホテルの移動で。こちらも15分くらい。料金は210NT$(約768円)。50NT$のチップを渡しました。後からチップがちょっと多過ぎたかもと思いましたが、運転手さんも喜んでくれて、荷物を軽快に運んでくれました。

最後はホテルから桃園空港まで。空港まではMRTで行くつもりで、桃園空港線台北駅まで乗るつもりでしたが、タクシーで行き先を告げると、運転手さんが800元で空港まで行きます、どうしますか?と。800元というと3000円くらい。想定していなかった。しかも降りる時に、高速代金やらなんやらでもっと請求されるかも…

一応ホテルで聞いておいた空港までのタクシー料金は1200元だったので、提示された料金は相場よりリーズナブルだけど…MRTで空港まで行ってみたかった…瞬時にいろいろ考えましたが、スーツケースを持って駅構内を歩くのも面倒だな…と。ここはこの運転手さんに賭けてみようと決めました。just 800$?と確認して。

途中渋滞もありましたが、運転手さんが言ったとおりぴったり40分で空港に着きました。料金も800元でokと。メーターは1,150元を示していたので、何となく悪いなぁと思い900元を支払いました。

不思議なことに、少しでもぼられると不愉快ですが、そんなそぶりがなければ、少しチップを払ってもいい気分になってしまいます。

今回の旅では、幸運なことに、タクシーに関してまったくイヤな思いをしませんでした。

しかし、ガイドブックには、特に夜は、女性1人では利用しないほうがいいとありましたし、タクシーでの料金トラブルや遠回りについての情報もありました。台北在住の女性のブログでも、夜はタクシーには乗らないと。本当は夜こそタクシーに乗りたいものですが。

タクシーってその都市の、言葉は悪いですが、民度を表すような気がします。ホーチミンも一部の優良タクシー会社を除いて、料金トラブルが多いです(実際お正月に経験しました)。

夜は女性一人でタクシーを利用するのは危険ってなっちゃうとお客さんも減るし、良いことなんて何一つないと思うのですが。しかも昼間の運転手さんと夜の運転手さんってそんなに違うのかしら?安全に利用できると思えば、みんなが安心して利用して、タクシー会社も潤うし、良いことづくめなのに…なんて、一旅行者として、勝手ながら残念だなぁと思いました。