おせち準備
今年はせっかく日本でお正月を過ごすのだから、、、とちょこっとおせちにも挑戦しようと思っています。土曜日に築地に行った時から少しずつお買い物をして準備、準備。
それにしても、今はお重のおせちも買えるし、単品でちょこちょこっとも買えるし、冷蔵庫もあるしレンジもあるし、なんならコンビニもスーパーも飲食店も開いている。三が日を働かずに過ごすためのおせちの必要性はもうないのだと思う。
でも私が子供の頃は(昭和の話です)、コンビニも少なかったし、スーパーもデパートもお正月はお休みで、祖母や母は必要に迫られておせちを作っていた、、、と思う。
お正月は父方の実家に帰省して過ごしていた。父親は3兄弟で、総勢10名が集まった。祖母は駄菓子屋を営んでいて、31日までお店を開けていた。29日頃からお店を閉めて夕飯を食べて、それから祖母と母とでおせちを作っていた。
当時おせち料理は売ってなかったのではと思うし、買うものでもなかっただろう。
だからひたすらひたすら一品一品作って、お重に詰めて。食べる時には一品一品謂れを語り合っていただいた。
正直、どれもこれも甘いかしょっぱいかのおせちは全然好きではなかったけれど、子供の頃に祖母や親が作っていたのを見ていた記憶があるから、作ってみようと思ったわけで、そんな環境で育っていない姪っ子たちの世代には引き継がれないだろうな。
私も祖母や母から教わった味ではなくネットでググったレシピですもん。
初めてにんじんとレンコンの飾り切りに挑戦しました。
飾り切りもそうだけれど、食材を揃えたり、乾物を戻したり、調理器具も限られていた時代によくこんなに手間隙かけて作ったものだなぁ。
なんかちょっと楽しい☺️