上海市内観光 vol.1〜孫文記念館
上海2日目。10:30にホテルロビーでQさんご夫妻と待ち合わせ。この日は市内観光を予定していました。事前に行きたい場所をリストアップして伝えていました。本当は、豫園や外灘など超有名観光地も行きたかったのですが、中国も4連休になってしまったので、すごい混雑が予想されるということで、残念ながら却下となりました。
当初、上海旅行を計画していた時は、中国は5/1だけが労働節の休日のはずでしたが、3月下旬になって、4連休になることが発表されたのでした。
相談の結果、
✅孫文記念館
✅新天地でお茶
✅魯迅公園
✅夕ご飯
というスケジュールになりました。
さて、宿泊ホテルは地下鉄2号線の世紀公園4番出口直結の好立地。2号線には主要な駅や乗り換え駅があって何かと便利な線でした。
まずは地下鉄で陜西南路という駅へ。そこから徒歩15分ほど歩いて、孫中山紀念館(孫文記念館)へ。
新緑の間からの木漏れ陽が爽やか
到着!!こちらの記念館は上海での孫文のお住まいだった場所
久々にお会いした孫文様。立ち姿の銅像しか見たことなかったのですが、座っている佇まいにも風格が。
日本で宋家の三姉妹の一人宋慶齢と結婚した時の誓約書。日本語で書かれています。
記念館の敷地の中にかつてのお住まいがありました。
ペナン・香港・台北と孫文の記念館を訪れてきましたが、やはりこちら本国中国の記念館の収蔵品の数は多かったです。一点一点丁寧に見るとかなり時間を要します。
人生をそれぞれ節目ごとに分けて紹介していましたが、香港や台北と比べて、宋慶齢との結婚生活やそのサポートにもスポットが当てられていたのが興味深かったです。
記念館の見物をしたらお腹が空いたのと疲れたので、ランチを食べに行ってしまいましたが、こちらのお住まいの中も見学できるようです。再訪しなきゃかしら。
中国各地の孫文記念館訪れてみたくなりました。
**孫中山紀念館**
営業時間:9:00〜16:30
入場料 :10元
場 所 :上海市山香路7
入場する時には手荷物のX線検査がありました。
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このあとガーデンホテルで、日本食のランチ
上海旅ラン、その1
上海2日目の朝、ふと目がさめると窓の外からほんのりオレンジ色の朝焼けが見えました。
宿泊しているホテルの部屋は17階。ガーデンビュー指定にしたので、2面の窓のうち1面の眺望は公園。もう1面は高層マンションかホテルの建設中。外から覗かれる心配もなく、真っ暗でなくても眠れるタイプなので、遮光カーテンはなしで寝ました。
残念ながら建設中の建物が朝日を遮って太陽そのものは見えないのですが、気持ち良さそうな朝日がまもなく昇ってきそうだったので、急いで身支度をして走りに行きました。睡眠時間4時間ちょっと(・_・;
今回のホテルは浦東地区の世紀公園(Century Park)という外周5kmの公園のすぐ前。トレッドミルでランニングできるようにジムが付いているホテルを選んだのですが、天気予報的にも走れそうだったので、公園外周のランニングを楽しみにしていました。PM2.5が心配でしたが、それほどでもなさそうでした。
ホテルの前の横断歩道を渡ると公園の正門
ちょうど朝日が昇るところに間に合いました
以前は田んぼだったという浦東新区。膨らみ続ける人口への対応でどこも高層マンション群。
皇居1周とほぼ同じ5kmですが、アップダウンが少ないので走りやすい。
新しく開発された地域なので、割と広いまっすぐな歩道が整備されています。
そして上海市内は驚くほど緑が多くて、尾長鳥なども見かけました。不思議なことに鳩は少なく、カラス見かけません。
ジョギングしている人もちらほら。
記念すべき令和初ランは上海旅ラン10km。
グーグルマップのGPSが見事に地図からずれている。
中国ではグーグルマップはそういうものだそうです。基本的には接続制限がされていて使えない。
上海流おもてなしを受ける
上海に到着して入国手続きを終えてお友達の上海女子・Qさんに会えたのは13:30近く。おそらく1時間以上待たせてしまったというのに、Qさん兄妹は笑顔で迎えてくれました。旦那さんもご一緒かと思っていたら、なんとおうちで夕食の用意をして待ってくれているとのこと。
お兄さん運転の車でホテルに向かいました。チェックインをして荷物を解いて、ロビーで3日間の予定をQさんと打ち合わせしている間、お兄さんはロビーに座って待っていてくれました。
その後、高層ビル群をちら見して、Qさんの住む団地へ。
Qさんご夫婦とお母さんは、団地の上下のフロアに住んでいて、お兄さんご夫婦は歩いて10分ほどの別の団地に住んでいるとのことでした。
まずはQさんのおうちでお茶をいただきました。旦那さんが日本語勉強中で、日本語の本を使って会話をしてみたり、普段の生活について聞いたり、話に花が咲きました。その後、団地内を少し散策しました。
高層の集合住宅が立ち並び、敷地の外には商店や食堂がたくさん
少し高いけれど質がよいというフルーツ店でドラゴンフルーツとプラムのような果物を買ってくれました。
その後お母さんのお部屋へ。お母さん、私より年下の義理のお姉さん、旦那さんが総出でお料理を作ってくれていました。
それがこちら。文字通り食べきれないほどのご馳走
レタス炒めに、皮が薄くて皮ごと食べられるそら豆、アスパラとキノコの炒めもの、茹でた海老、トマトと卵のスープ、レンコンに餅米を詰めて煮たもの、ダックにガチョウに豚の角煮、ピーマンとジャガイモ炒め、少し苦い山菜の炒め。
ダックとガチョウ以外はすべて手作り。野菜は油で炒めてあるそうですが、どれもあっさりしていて薄い塩味で優しくて美味しい。豚の角煮も色は濃いのですが、意外にあっさりしていてしかも八角を使ってない食べやすいお味。柔らかく煮込まれていて本当に美味しかったです。醤油と黒酢、紹興酒が味付けのベースだそうです。こんなに用意してくれたのに、私しか手をつけていないお料理があったりと、申し訳ない気持ちで半分以上残ってしまいました。中国では食べきれないほどお料理を用意してお客さんを歓待すると聞きますが、本当にその通りのおもてなしを受けました。
美味しすぎる豚の角煮
レンコンに餅米を詰めた煮物
さつま揚げのような。豚の角煮の煮汁で煮たそうです。こちらもおいしかった。
最後に野蒜みたい山菜が入った雑穀の炊き込みご飯。こちらもあっさりしていて滋味溢れる体に良さそうなご飯でした。
お兄さんだけが唯一お酒を飲むそうですが、私をホテルに送らなければいけないので、と我慢してくださいました。地下鉄で帰るから大丈夫と言っても、ご家族みんな、送って行くから、と。
私のために、普段は常温で飲むビールを冷やしてくれていたとのこと。お言葉に甘えて、瓶のほうのビールを2本飲んでしまいました😋
テーブルにビニールがかかってるのですが、これは食事のたびに敷くものらしく、食べたもののカス等はこの上に直に置き、お皿を片付けた後、ビニールはそのまま捨てるらしいです。なんと合理的なシステム‼️専用のビニールシートが売ってるそうです。
日本語がしゃべれるのがQさんのみ。旦那さんは日本語勉強中ですが、会話に入れる感じではないので、Qさんの通訳を介しながらのお食事でした。
お兄さんご夫婦は3月に初めて日本に行ったそうで、その時の話をしてくれたり、趣味のハイキングの話しを写真を交えながらしてくれたり、楽しいひとときを過ごしました。
日本への関心も高いようで、ニュースの時間には新天皇のニュースをやるかもしれないからとテレビを変えてくれてました。
お食事後はお兄さんとQさんがホテルまで送ってくれて、上海初日は上海ファミリーの温かいおもてなしを受けて幸せな気分で眠りにつきました。
上海着、中国入国いろいろ手間取る^^;
昨日は寝る前に、日中書きためておいた記事を仕上げて、(というほどもないけど、)アップしたので、いろいろ雑でした。
改めて上海着から。
上海に着いたら入国手続きの前に機械で指紋を登録します。
しかし中国仕様!日本のように感度がよくない。しかも機械操作もよくわからず見よう見まねで。
まず、パスポートを読み取り、左手の親指以外の4本の指紋を登録するのですが、その制限時間が60秒。カウントダウンされます。iPhoneの指紋登録をイメージしていたのですが、全然読み取らない感じのまま60秒が過ぎてしまい、終了したのかよくわからいまま流れに乗って次のコーナーに向かいました。
しかしどう考えても登録できた感じがない。しかもここは中国。指紋登録ができていないのに、入国してしまって何かあったらいけない(・_・;と、カタコトの英語で係の人に伝えてみましたが、このまま進めと、すると次入国審査に進むルートの横にまた指紋登録マシンがありました。
再びトライしてみましたが、また同じように読み取ってる気配がなく、再び係の人を呼びました。スキャン部分を拭き取ったりしてくれてようやく両手と親指の指紋登録終了。はぁ〜。一筋縄でいかない感満載。
その後、入国手続きの長い長い列に並びました。
そしてようやく入国手続きを終えるともう荷物がクルクル回っているのが見えます。ここまで入国手続きに時間がかかるのは初めてかも。その後出口でもスーツケースのx線検査をやっているようですごい行列でしたが、さすがに捌き切れないと思ったのか、途中から抜き打ちになって列がスムーズに流れようやく上海の地に。
上海に住んでいるお友達(以前同じ会社に勤めていた上海女子)が、お兄さんと迎えに来てくれていました
お兄さんの車、VOLVO‼️でホテルへ。想像していたとおり、PM2.5がすごくて(といっても、中国の基準で100ちょっと、軽度汚染ということでした)、まず空港に着陸する時点で街全体が霞んで見える。そして車でホテルに向かう途中、20分ほどの間に、喉がいがらっぽくなりました。
あ、でももう慣れたのか、今は平気です。
さて、今回のホテルは浦東新区にあって、空港からも割と近く、市内の手前なので、渋滞がない。スムーズにホテルに到着しました。
浦東地区にある有名な上海テレビ塔、東方明珠は20数年前にはなかったと記憶していたのですが、その後オットや母親と話していたら、各々20数年前に行った時にもあった、と意見が食い違う。記憶違いか?と思い、今Wikiってみましたら、1990年着工、1994年完成ということだったので、間違いなく私がかつて訪れた2回も見ているはずでした。
(ここで中国ネット事情:はてなブログには普通にホテルのWifiから接続できるのですが、ウィキペディアに接続しようとするとネットワークが切断されます。アマゾンで調達していたChinaUnicomのSIMカードは香港ベースのものだからか、何のアクセス制限も受けません。中国では使えないとされているLINEもGoogle(マップ)もInstagramもサクサク使えます✨)
前に来た時は対岸から浦東地区を見て、まだ何もなくて、工事で埃っぽくて建設中の高層ビルも竹で足場が組まれていたのがすごく印象に残っています。その時に東方明珠があったとしたら(いや、間違いなくあったのですが)浦東のイメージが、東方明珠タワーより竹で組まれた足場のほうが印象に残ってるということになります。
ともあれ、昨日の記事にも載せましたが、こちらが道路から車目線で見た東方明珠タワーです。
タワーの下はものすごい人・人・人。
お友達(以後、Qさんとします)によると、中国には人の多さを喩えた人山人海という言葉があるそうです。
この後、Qさんのお宅訪問。温かいおもてなしを受けます。
続きます。
上海へ
令和初日、上海へ。
平成一桁代以来の上海です。25年以上後に元号が変わるなんて考えてもいなかった20代前半。
時代は移り変わるのものです。そんな私ももうアラフォーというよりアラフィフ^^;
精神年齢はあまり変わっていないような気がします。
さて、20数年ぶりの上海への旅。いつも旅の始まりは箱崎シティターミナルなのですが、今回は連休中、かつ成田空港便なので、万が一道路が渋滞したらと大事をとって、京成スカイライナーで旅立つことにしました。
早朝で、スーツケースも重いので、タクシーがつかまればタクシーで向かおうと思いながら、歩き始めると5分ほどでタクシーがつかまりました。それにしても流しのタクシーはほとんどいなかったです。6時過ぎ、道路はすいていて15分ほどで京成上野駅に到着しました。
ここまで順調。スカイライナーを1本早い便に変えれないかと思いましたが、満席でした。予約をしなくても大丈夫かな?と思ってたくらいだったのですが、GWそんなわけないですね。
満席の京成スカイライナーで成田空港へ一直線。予定通り40分ほどで到着。
さすがの10連休、かなり混んでました。オットがいないにでJGCのカウンターも使えず、かろうじてJALゴールドカード特典でビジネスクラスのカウンターへ。
荷物検査も並ぶ、並ぶ、並ぶ。一方、出国手続きは、機械化されてあっという間でした。デューティーフリーで化粧品を買って搭乗口に着いたのは、空港に着いて1時間20分後でした。
余裕を持って来てたので、1時間くらいボケーっとしてました。
そして搭乗、朝の時間帯離陸待ちの渋滞ができていましたが、15分遅れで離陸しました。
3時間あまりの空の旅は機内食を食べたらあっという間。上海は近い。
上海到着。着いてからも入国までかなり時間がかかりましたが、割愛。
お友達がお兄さんと空港まで迎えに来てくれていたので車でホテルへ。
ちらりと上海高層ビル群を。
PM2.5が結構すごかったです。
今日はかなり雑なブログですみません。
平成最後のランニングは初の二部練!、と4月のランニング記録
平成も残すところあと2日となった29日。実家に帰っていたので、実家近くの川沿いをランニング。
最近食べ過ぎ、飲み過ぎ傾向が激しくなってきていて体が重くてちょっとまずい感じ。
とにかくひと月最低100kmを2019年4ヶ月目で挫折するわけにはいかない。でも、あと1日あるし、今日は8kmくらい走ればいいかなぁと思いながら走り始めました。
走り始めると、中途半端には終わりたくなくなり、意地で10km走りました。この時点であと100kmまであと2kmでした。
実家でダラダラテレビを見ていると、明日は1日雨、とのこと。100kmまであと2kmを未達成で平成を終わらせたくないということで、東京に戻ってから初の二部練へ。
疲れてるし、普段は朝イチの体の一番軽いタイミングで走っているので、夕方の、かつランチにビールとサワーを飲んでしまった後では2kmだけ走ればいいかなと思って走り始めましたが、やっぱり…2kmじゃ脂肪も燃焼しないし、明日は雨、明後日は旅行のため走れないし、と結局7kmちょっと走りました。
平成の走り納めは、初の二部練でした。
人生の2/3は平成の時代。明日から令和。足掛け3つの元号を生きていくのですね。感慨深い。
4月のランニング記録
4月は今シーズン最後のハーフマラソンに出場。初の遠征はとっても楽しいレースでした。
そして、4月はなんとか100kmオーバーの106kmでした。2019年ここまでで480km。自分としては好ペースで走れています。ここからも前2年の走行距離を超えていくのはかなりハードだけれど、平日朝ランも復活させて頑張ろうと思います😊
青:2017年、黄色:2018年、ピンク:2019年
イギリス海岸とハーフマラソン前夜の夕食、イーハトーブ花巻へ vol.3
イーハトーブ花巻ハーフマラソンに出場するため、花巻を観光した時のお話の続きです。
に続いて、童話村のすぐ隣りにある花巻市博物館を訪れました。
花巻の歴史、町民の暮らしなどを紹介したこじんまりとした博物館でした。
目を引いたのは、象の足跡化石。花巻で発見されたもののようです。
日本で初めて足跡化石に興味を持ったのは、宮沢賢治だったそうです。花巻農学校の教師をしていたときに、賢治がイギリス海岸と名付けた北上川の川岸で鹿の足跡化石を見つけたとか。
博物館には、象の足跡化石広場がありました。アケボノゾウという、少し足の短い象の足跡の化石を紹介していましたが、この広場自体のコンセプトは若干不明❓でした。
恐竜とかマンモスとか、古代ロマンを感じて好きです。
そして、イギリス海岸✨なんとロマン溢れるネーミングなんでしょう。
海岸というので、てっきり海沿いかと思っていて、行きたいけど足もないので行けないなぁと思っていたら、北上川の川岸だったのですね。地図で見たらそれほど遠くもない。ホテルにチェックインしてから行きましたよね😊
ホテルから徒歩で20分くらい。道中には花巻城も。
日が暮れる前にイギリス海岸に行きたかったので、遠くから見ただけ。
こんな色の濃い桜の一種?も満開🌸
そうこうしているうちに、憧れのイギリス海岸まであと400m
そして、イギリス海岸に立ちました!!
普通に川が流れています。
以前は水位が下がると、浜辺のように川岸に白い岩が見えてきたそう。それを賢治はまるでイギリスあたりの海岸のよう、と喩えたそうです。素敵😍
宮沢賢治が訪れた100年後のイギリス海岸は流々と水をたたえ、その面影はありませんでしたが、当時に思いを馳せ、しばし妄想にふけりました。
川沿いの桜はもう少しで満開。人も少ない夕暮れの桜並木を翌日のハーフマラソンを思いながら歩きました。
人も少なくて、癒される。
そして、いきなり現実に。夜ご飯はどうしましょう?朝も昼もちょこちょこつまんだ程度。まだ時間も早いしがつんと食べよう、とグーグルで調べた近くの中華料理屋さんへ。
レース前日夜なのに、飲んじゃいました。小ジョッキ❌2
おつまみは…
ザーサイ
炒飯&塩ラーメンのセット。一応、両方ともミニサイズ。炒飯が思いの外油っこかったけど、翌日元気に走れるようにと完食しましたー。
夕食を済ませ、ホテルまでの道のり。
ちょっと物悲しい感じのする花巻の夕暮れの空。
ホテルは駅前だったので、夜の駅舎を見学
駅の待合室も賢治テイスト。いい味出してます。
おそらく生涯で忘れられない大会になりました。こちら