イギリス海岸とハーフマラソン前夜の夕食、イーハトーブ花巻へ vol.3
イーハトーブ花巻ハーフマラソンに出場するため、花巻を観光した時のお話の続きです。
に続いて、童話村のすぐ隣りにある花巻市博物館を訪れました。
花巻の歴史、町民の暮らしなどを紹介したこじんまりとした博物館でした。
目を引いたのは、象の足跡化石。花巻で発見されたもののようです。
日本で初めて足跡化石に興味を持ったのは、宮沢賢治だったそうです。花巻農学校の教師をしていたときに、賢治がイギリス海岸と名付けた北上川の川岸で鹿の足跡化石を見つけたとか。
博物館には、象の足跡化石広場がありました。アケボノゾウという、少し足の短い象の足跡の化石を紹介していましたが、この広場自体のコンセプトは若干不明❓でした。
恐竜とかマンモスとか、古代ロマンを感じて好きです。
そして、イギリス海岸✨なんとロマン溢れるネーミングなんでしょう。
海岸というので、てっきり海沿いかと思っていて、行きたいけど足もないので行けないなぁと思っていたら、北上川の川岸だったのですね。地図で見たらそれほど遠くもない。ホテルにチェックインしてから行きましたよね😊
ホテルから徒歩で20分くらい。道中には花巻城も。
日が暮れる前にイギリス海岸に行きたかったので、遠くから見ただけ。
こんな色の濃い桜の一種?も満開🌸
そうこうしているうちに、憧れのイギリス海岸まであと400m
そして、イギリス海岸に立ちました!!
普通に川が流れています。
以前は水位が下がると、浜辺のように川岸に白い岩が見えてきたそう。それを賢治はまるでイギリスあたりの海岸のよう、と喩えたそうです。素敵😍
宮沢賢治が訪れた100年後のイギリス海岸は流々と水をたたえ、その面影はありませんでしたが、当時に思いを馳せ、しばし妄想にふけりました。
川沿いの桜はもう少しで満開。人も少ない夕暮れの桜並木を翌日のハーフマラソンを思いながら歩きました。
人も少なくて、癒される。
そして、いきなり現実に。夜ご飯はどうしましょう?朝も昼もちょこちょこつまんだ程度。まだ時間も早いしがつんと食べよう、とグーグルで調べた近くの中華料理屋さんへ。
レース前日夜なのに、飲んじゃいました。小ジョッキ❌2
おつまみは…
ザーサイ
炒飯&塩ラーメンのセット。一応、両方ともミニサイズ。炒飯が思いの外油っこかったけど、翌日元気に走れるようにと完食しましたー。
夕食を済ませ、ホテルまでの道のり。
ちょっと物悲しい感じのする花巻の夕暮れの空。
ホテルは駅前だったので、夜の駅舎を見学
駅の待合室も賢治テイスト。いい味出してます。
おそらく生涯で忘れられない大会になりました。こちら