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台風一過と災害への備え

台風19号、関東地方からは過ぎ去りましたが、多摩川、長野・千曲川をはじめとした被害の報道を見ると胸が痛みます。これから台風が通る東北地方では大きな被害が出ないよう祈るばかりです。

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台風19号、今回はその規模の大きさや想定される被害を見越して、鉄道の計画運休や小売店の臨時休業が事前に発表されていたこともあり、我々一般人にもそれなりの心構えができていたように思います。

我が家は東日本大震災の後、一通りの災害への備え(非常食、水、簡易トイレ、懐中電灯等々)をしていたけれど、食料は賞味期限が切れ、水は飲みきってしまって補充が疎かになっていたし、発電装置つき懐中電灯も買ったことで安心して一度も出してみたことがなかった。

金曜日の朝、台風上陸が現実のものとなってきた段階でふと気づくと、水の備蓄は2L×6本と、普段飲んでいる500mlの残り数本くらいしかなく、電池類の備蓄もない。食べ物は何とかなるにしても、水の備蓄が心配になりました。

お昼に立ち寄ったコンビニでも2Lの水は残り2本。とりあえず1本買って、会社の自販機で500ml×2本を買っておきました。

19時頃、最寄りのスーパーはものすごい人。10年以上通ってきたけれど、レジの行列は大震災後よりすごかった。

翌日の臨時休業が発表されていたこともあると思うし、翌日に買い物ができないだけならいいけど、大規模停電になったら、と私も不安が募りましたので、皆同じだったのでしょう。

停電になったらどうにもならないのに、肉とか魚の干物とか、結局あまり蓄えにならないものまでたくさん買ってしまいました。チップスターとチョコリエールとか余計だし💦

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カップラーメンコーナーはこの通り。もちろんパン売り場もすっからかんでした。

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家に帰ってからはお風呂に水を貯め、とりあえず洗濯も済ませておこうと。家にあるペットボトルにも水を詰めておきました。

そして土曜日を迎えました。

朝から1日NHKを付けっ放し。ビデオを観たり、ブログを書き溜めたりしようと思っていましたが、そんな気にもなれず、夕方に近くにつれ、今まで聞いたことのない避難情報のエリアメールが繰り返し届きました。

私の住んでいる区は荒川に隣接しているエリアがあるので、その地域の避難情報でした。荒川河川敷はたまに走ったりする場所。多摩川もそうですが、河川敷が相当広く取ってあるのに、その河川敷に水が迫っているとは、本当に自然の脅威を感じました。

21時〜22時頃が台風のピークでした。風の音がそれまでとは変わり、始終ピーピー鳴っている感じ。ツイッターなどでは近隣で停電が発生しているようでしたが、うちは大丈夫でした。そんな台風通過中の最中まさかのうたた寝。22時過ぎに目が覚めると嘘のように風が静まっていました。

感覚的には真夜中に通り過ぎた台風15号の時の方が怖かったです。その記憶と想定があったから今回はそれほどの恐怖を感じずに済んだのかもしれません。

今のところ停電も起きていないし、幸いにも日常生活に戻れます。

+改めて今回の教訓+

災害への備えは常日頃から。

今回のようにあらかじめ必ずくるのがわかっている災害はほとんどないし、みんなが一気に備えようとすると買いたいものも買えないですしね。

飲料水と卓上用ガスボンベはすぐに買っておかなければ。

発電装置付きでスマホの充電もできると安心していた懐中電灯に付いていた充電用の端子はガラ携用でスマホには対応していませんでしたので、こちらも何か対策しておかなければ。

我が家の備え(本日時点)↓

アルファ米は2017年に賞味期限が切れてました。缶詰の賞味期限は来月まで。

ペットシートは、人間用の簡易トイレに使えるということで用意してあるものです。

便器にゴミ袋をして、ペット用シーツを敷き詰めるとトイレとして使えると、マンションの防災訓練で教わりペットはいませんが買ってあります。

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実家では、水の蓄えも皆無で、スマホの携帯用バッテリーなんて発想がなかったので、そちらも用意しておかなければ。

台風一過で快晴。真冬にしか見えない筑波山が見えています。

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妹一家は本日出発でのハワイ旅行をかなり前から計画していたけれど、フライト欠航になってしまったそう。オットは10時過ぎのフライトでNYに発つはずでしたが、これは午後発に遅延になったそう。

旅行に出張にその他の用事に、、、それぞれの事情で予定変更を余儀なくされた方々、私もお盆の時がそうだったので、心痛わかります。