イタリアンと日本酒のマリアージュ
たまにお邪魔している南青山のイタリアン、ドメニカ・ドーロさんで、第13回・日本酒の会が開催され、前回11月に続いて参加させていただきました。
日本酒はシェフと同郷愛媛の後輩の方の蔵元・賀儀屋さんのお酒です。
はじめに4種のお酒が提供されます。
まだお食事をいただく前なので、舌も敏感。蔵元からいらしたシェフの後輩さんの説明を聞きながら、香りを楽しんだり、味の違いを感じたり…
やっぱり①の大吟醸が好きかも。辛口なのにマイルドな甘みもある。東北の辛口のお酒ともやっぱり少し違う。少し濁ったおりがらみも味わい深い。
そして一品目
シェフのお手製のいろいろハムの盛り合わせ(北イタリア風)。毎回、このプレートが出てくるとテンションが上がります。いつもは赤ワインに合わせていただきますが、今日は大吟醸に合わせていただきます。
この日はイベントということで、テーブルはご相席でした。少し先輩のご夫妻。やっぱりお店の常連さんで、奥さまが日本酒大好きということで、とってもお詳しい。私がご一緒したのも日本酒大好きな先輩だったので、初対面なのに日本酒談義に花が咲きます。
2品目はアオリイカと季節野菜のマリネ、にシェフお手製のカラスミのせ。
日本酒に合うやつきたぁー。ハムの盛り合わせももちろんいいのですが、やっぱり日本酒にイカって落ち着きます。セロリの風味と塩加減が絶妙。自家製カラスミは見た目通りのフレッシュな感じ。
3品目はマナガツオのオーブン焼きとカポナータ
マナガツオってこんなにふわふわしてるんですね。あまり食べたことがなかったカモです。カポナータのトマト風味と合います。日本酒も忘れていませんよ。
このあたりで初めの4種類のお酒は飲み終わったので、他に用意されているお酒に突入。大吟醸を1年熟成させたもの。うーん、ちょっとずつ舌がバカになってきて、繊細なお味の違いがわからなくなってきてしまいました。
続いてのお料理は生桜海老のトマト煮込みソース。海老のエキスが濃厚。パスタはもちもち。量も一口サイズでペロリといただきました。
お肉料理は豚肩ロースのココット焼き。こちらも下にお野菜が。
お肉はあっさりしているのにお味はしっかりしていて、日本酒を引き立てる感じでした。
もう1杯精米歩合の異なる大吟醸の1年熟成を。もはやお味はわかりません。ごめんなさい。
最後に梅酒をロックでいただきました。甘さがほとんどないスッキリした梅酒。これはお食事中でも邪魔しない。ということで、今回用意されていた日本酒7種類コンプリート!!自己満足の達成感✌️
デザートはヘーゼルナッツのセミフレッド 金柑のコンポート セミフレッドとはイタリアのジェラートだそうです。甘みが控えめで食感も楽しめるジェラート。金柑の甘みもちょうど良い。
日本酒を飲みながらメモを取っていた方もいたのですが、私もそうすればよかったかなぁ。今となってはもはやそれぞれのお味の違いは失念。せっかくの貴重な日本酒だったのにもったいない。
日本酒とイタリアンのマリアージュを楽しみ、また日本酒好きな初対面のご夫妻とも話が弾んでとっても楽しい日本酒の会でした😊
前回はお料理のボリュームがもっと多くて、日本酒も飲みすぎてやらかしてしまったのですが、この日は平穏無事に家路に着きました。