旅とグルメ、日々のこと…たまにランニング

1人早飲茶

旅の3日目。今日はAMのフェリーでマカオへ渡ります。チェックアウトは10時を予定し、その前に最後の散策。ホテルから西へコーズウェイベイ方面に歩きます。

昨日の夕飯のリベンジ(美味しくなかったわけではありません。ただイメージと違った感じになってしまい…(^_^*))をしたいなぁと、朝食のお店を物色しながら歩きます。麺のお店の目星をつけつつ、冷静にガイドブックを見直したところ、近くに飲茶のお店を見つけました。ガイドブックにも載っているから、昨日のようなことはないだろうと向かいました。

路面店ではなく、こんな感じに螺旋階段を昇っていくちょっと高級な雰囲気です。

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いわゆる中華レストランという感じの宴会場のように広く、天井が高い、照明が明るい。結構人が入ってました。

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お姉さんが広東語でなんか言ってます。

香港では、基本広東語でベラベラ話しかけてきますが、大抵の場合わからないと日本語でいうと、英語で話してくれます。もちろん、「わからない」が通じているわけではなく、わからないんだ、と思わせるためです。英語ネイティブに思われてペラペラ話しかけられても困るので、敢えての日本語(´∀`) そんなこんなで、お姉さんに席に案内されました。

おじさんとの相席。オーダー式で、自分で用紙にオーダーを書いて渡します。

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またもや悪戦苦闘。ここでもセットメニューみたいなものがあります。また選び方がよくわからない。想像以上に写真も少なく悩みます。

でも海外ではメニューを決めるのに焦る必要はありません。日本だとパッとメニューを見て、すぐにオーダーしますが、海外では隅から隅まで見渡し、ゆっくりと吟味する習慣があるようです。香港でも一緒です。店員さんもすぐには来ません。私もスマホで翻訳アプリとかダウンロードしてみたり(結局使えなかった)、いつもより時間をかけて選び、2つ選んでセット価格にできるもの、しかも結局よくわからなくて、昨日と同じような蟹の卵の焼売と、野菜の餃子、昨日のランチのリベンジにと叉焼包をオーダーしました。

待っている間に見よう見まねで、器を洗ったり、お茶(プーアール茶)を飲んだり、周りを見渡したり…家族連れや一人で朝食を食べている女性もいましたが、やはりシニア層が多い。蒸すのに時間を要するので、それなりに時間に余裕がなければ無理ですね。新聞を読んだり、おしゃべりをしたり、思い思いに過ごされています。ちなみにスマホを見ている人はいません。

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そしてワゴンに乗ってやってきました。

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叉焼包 外側の生地がホワホワ。餡は甘い。みたらしみたいな甘さです。お肉はさいの目状にカットされています。生地に密度がないので、3つペロリと食べられます。

蟹の卵の焼売 蟹の卵、海老、肉の餡の3層です。餡にも海老のブツ切りが入っています。ムチムチした食感。

野菜の蒸し餃子 見た感じ味がなさそうだったので、黒酢をオーダーしようかと思いましたが、とりあえず一口。野菜の餡にしっかり塩味がついていて、調味料なしいただけます。生地のもっちり感半端ない。お箸にくっつきます。

オットがそれほど点心に興味がなく、映月楼と鼎泰豊くらいしか行ったことはありませんでしたが、飲茶は歴史があるだけお店の数も多く、いろいろ行ってみたくなりました。

この3点にお茶代が付加されて、51.5HK$(約700円)でした。リーズナブルに、時間さえあれば、いくらでもゆっくり過ごすこともできるので、飲茶文化ステキです。

この旅での香港最後の食事は大満足でした(๑>◡<๑)