肉骨茶もどきを作る
夏休みの旅行、シンガポールでの長いトランジットタイムの間の朝食で、肉骨茶を食べた話を書きました。→
旅行から帰ってきて1週間が経ち、早くもシンガポール肉骨茶が食べたくて、食べたくて。あえてシンガポール肉骨茶と書いたのは、マレーシアの肉骨茶はちょっと風味が異なるからです。
あのスッキリ澄んだスープに黒胡椒の肉骨茶が食べたくて、もどきを作ってみました。
材料は、スペアリブと大根、青ネギ、セロリ、にんにく、生姜と和風だし。以上
これで結構な肉骨茶もどきができましたよ(´∀`*)
レシピというほどではありませんが、材料と調理手順は以下の通り。
材料
分量は適当です。繊細なお料理ではないので、ざっくり作ってもそれなりに味が整います。
✔️スペアリブ2パック(1パックにスペアリブが4つ入っていました)
✔️大根 1/3くらい(大根を入れない方が本場っぽいです)
✔️セロリ1本(私は葉の部分を入れ忘れてしまいましたが、入れた方がいいお出汁がでると思います。
✔️にんにく4〜5粒(1房の一番大外の皮だけ剥いて粒の皮はあえて剥かずに本場風)
✔️生姜(スライスで。食べても食べなくてもいいので量は適当)
✔️和風だし(私は和風だしは、千代の一番というのを使っています)
✔️お湯適量(出汁に合わせて対応する分量ならばどのくらいでも。本場の肉骨茶はスープを何度もお代わりします)
手順
#1 スペアリブは2度アク抜きします。思ったよりアクが出なかったので、1度でもいいかもと思いましたが、2度してみました。アク抜きの時に大根(適当な輪切り、乱切りでも可だと思います)も一緒に下茹でしました。
#2 アク抜きしたスペアリブは血や油脂の塊を水道で洗い流します。大根もきれいに洗ってください。
#3 適量のお湯、和風だし、生姜、にんにく、セロリ、スペアリブと大根を圧力鍋に入れて、加熱20分くらい。蓋を開けて大丈夫な状態になったら、味をみて、あとは食べるだけ。本場の肉骨茶は黒胡椒が効いてますので黒胡椒または味をみて塩&黒胡椒で。
和風だしを使ったので、和風な煮物風になると思いきや、おそるべし生姜&にんにく&セロリ。香りはすっかりシンガポールでした。
ちなみに私は会社から帰ってきて、急いで作ったので、スペアリブはほろほろになるほどではなかったです。が、圧力鍋20分でも十分食べられます。骨からちょっとの力でお肉がとれるくらい。大根ももう少し火が入った方が美味しいかも。40分〜50分の加熱でお肉がほろほろになるのでは?と思います。(圧力鍋がない場合は、コトコト長〜く煮込んだ方が良さそうですね。)
本場の肉骨茶はこんなにスープに脂が浮いてなかったような気が。
⭐︎ご飯と一緒に食べても、ラーメンやソーメンを茹でて一緒に食べてもOKです。
↓は本場シンガポールの肉骨茶@松發
もうちょっとスープに色が付いている。ビジュアルを改めて見比べ、思い出してみると味の奥行きが違ったような気がします。本場では漢方のスープということですから、ありがたい効能のある漢方が入っているのでしょう。
和風だしで作っている時点でよくよく考えれば似て非なるもの、かもしれませんが、スペアリブをスープで煮込んで美味しく食べる調理法。なかなか👌でした。
今度は肉骨茶の素を買ってきて作ってみよう!