上海郊外観光 vol.3 孔子廟と科挙博物館
嘉定古鎮を満喫し、アフタヌーンティーを終えた我々は次なる目的地・孔子廟へ。
私、孔子廟も好きなのです。
こちらが孔子様
とても古い建物。南宋時代の1219年に建立され何度か建て替えられているようです。中国及び日本の孔子廟も紹介されていました。日本では長崎の孔子廟が紹介されていました。(もちろん行ったことあります😊)
私、宮崎市定先生の”科挙”(中公新書)という本をかなり昔から何度か読んでいて、中国の科挙制度にとっても興味を持っていました。上海に科挙博物館があることは知らなかったのですが、Qさんが嘉定地区の観光を提案してくれた時に、科挙博物館があると聞いて、とっても楽しみにしていました。
科挙の説明。科挙のような仕組みは日本をはじめ、韓国、北朝鮮、ベトナムなどにも伝播したそうです。
こちらは官職につくための制度を表にまとめたもの。
時代ごとの科挙の制度の変遷や、
科挙にまつわる悲喜こもごも(と想像する)
試験のお題目?
日本人で唯一科挙に受かった阿倍仲麻呂も紹介されていました。李白のお友達だったそう。Qさんと、友達が李白、とか言ってみたいね、と盛り上がりました。
唐代の外国人科挙合格者。阿倍仲麻呂の他に、韓国やベトナム人なども大食はシリアだったか?アラブの国
各国の科挙にまつわる書物の展示コーナーに私の読んだ”科挙”も展示されていました✨
今回のブログはとってもマニアックなテーマですみません。私的にはとっても興味をそそられる上海郊外観光でした。
このあとは市内に戻って上海料理を食べ尽くします。
1年前の今日はこんな日