上海今昔物語
ブログに何度か書いていますが、過去に3回中国に行っています。
1996年に上海-桂林-西安-北京8日間の旅をしたこと、その後1999年に再び北京、西安に行ったのは明確に覚えています。
1996年の旅は、お互いに世界史好きだった高校の同級生との、憧れの中国旅行で、見るもの触れるもの、食べるもののすべてが新鮮だったのを昨日のことのように鮮明に覚えています。
1999年の旅は、9月下旬の連休で国慶節、かつ中華人民共和国建国50周年を前に、首都・北京が厳戒態勢で天安門広場前の道路が封鎖されていたり、そこに戦車が通っていたのを見かけたりと、忘れ難い記憶があります。
さて、上海にももう一度旅行したことがあり、1999年より前だと記憶していましたが、それがいつだったか…。
ブログを書くにあたって、アルバムを探っていたら、写真を見つけました。1999年の3月に上海・蘇州に行っていました。
そして、もっと驚愕なことが…ちょっと前のブログで、その当時東方明珠タワーはまだできていなかったと記憶していた(実際には1994年完成)とか書いていたのに、なんと1999年に東方明珠に登ってたのですΣ(・□・;)
割と記憶力は良い(特にプライベートの出来事には)と思っていたのに、まったく記憶から抜け落ちていました。写真を見ておぼろげに思い出してきました。
20年前、外灘(バンド)から浦東地区を背景に。この当時からPM2.5がすごかったようです。ほとんど見えませんが、東方明珠タワーの周りにもちらほら高層ビルが建ってます。
アングルは異なりますが、今回、外灘から撮った写真
上と下の写真は外灘の逆方向から撮った写真ですが、ビルの上に旗が立っているのまで変わりない。季節が異なることもありますが、人々のファッションに時代を感じます。
そして23年前の豫園。太ましい二の腕を出していますが、お気になさらず😂
そして今回撮影した湖心亭
アルバムを見ていたら懐かしい品々を発見
豫園商城(マーケット)でお茶を買った時の発票。当時は、お会計と品物を受け取る場所が別で、先にお支払いをして、発票を見せて品物を受け取りました。そして購入した龍井茶に髪の毛が入っていたことも忘れられません😬
ホテルのカード。今では持ち帰ることはありませんが、こうやってとっておくと記念になりますね。23年間見たことありませんでしたが。上海駅近くの華東大酒店。
ググってみましたら、ホテル名は変わりましたが、今もあるみたいです。
(お借りした写真)
新梅華東大酒店
懐かしい当時の航空券。旅情をかきたてられます。eチケット控は便利ですが、無機質ですね。
上海-桂林のフライトチケット。カーボン紙の手書き❗️
この時、海外旅行は前年のバリに続いて2度目。まだまだ超ビギナーでした。
そして初めての中国国内線への搭乗。
当時の旅のバイブル「地球の歩き方」には、中国ではネガティブなニュースは報道される割合が決まっていて(ニュアンスは異なるかもしれませんが)、飛行機の墜落は報道されていないのも結構ある的な記述があったと思います。
そんな前情報の中で乗った国内線は見るからに貧弱で、非常口横の席だったのですが、非常灯のケースが離陸と共に落ちてきたり、ものすごく揺れたり、今もってこれまでで1番肝を冷やしたフライトでした。謎の機内食弁当の匂いも強烈でした。
25年経っても鮮烈に記憶に残り(一部残っていないこともありますが💦)、五感を刺激する、そこで考えたり思ったりする思考や経験・体験は日常生活では得難く、人生を豊かにしてくれるものだなぁと思います。