早起きは何文の徳?上海編
上海3日目の朝。寝る前から翌朝は東方明珠タワーまで走って、朝日の中の高層ビル群を見よう!と決めていました。あまりにも楽しみで、深く眠れずうつらうつら、時折、東方明珠、東方明珠…と頭の中で反芻しながら(笑)
すると、この日の睡眠記録はなんと1時間33分。これはさすがに計測がおかしいのですが、あまり深く長く眠れませんでした。0時頃には寝ていたはずなので、睡眠時間は4時間ちょっと。
そして東方明珠タワーを目指し走り始めました。良い具合に朝日が昇るのが見られるといいなぁと思いながら。
朝の上海の街は喧騒とも無縁
近づいてきました。
東方明珠タワーが見えてきました。
ブリッジに登って近づきます。
人っ子一人おらず(正確にはお一人いらっしゃいました)、早朝の東方明珠タワーを独り占め
まだ6時前。地下鉄に乗って、外灘に行ってみようと思い立ちました。
地下鉄2号線で陸家嘴から隣りの南京東路駅へ。
南京東路駅からは徒歩で7〜8分で外灘へ。23年ぶりの外灘
きゃあ〜。憧れの景色。逆光で写真はイマイチだけど、この景色が見られただけで幸せ😻
外灘のレトロモダンなビル。ここも日中はものすごい人だそうです。何しろ人が多いからと、観光は却下されたのですが。早朝はこの通り。
ここで私は欲を出して豫園に向かうことに。歩いて10分ほどのはずだったのに、地図があったのに、遠回りをしてしまい20分くらい歩いてようやく…
豫園商城へ。まだお店がオープンしていないのが残念ですが、雰囲気は味わえる。
そしてよくわからないまま歩いていたら、いきなり九曲橋に出てきましたヽ(´▽`)/
囲われた敷地の中にあったイメージでしたが、街の中に突然現れるみたいな…
前日25万人も訪れたという九曲橋。6:30頃だと25人くらいです。(盛ってます。もうちょっといました。)
記憶していたより断然狭い橋
いろんな角度から写真撮り放題
この日の朝ランは8km弱。
それにしても早起きは何文の徳でしょうか。プライスレスですね。普段の朝ランでも思いがけない風景を見かけて感動することがありますが、この日の朝活は行き当たりばったりにも関わらず、本当に充実して一日を気分よくスタートできました。
上海市内観光 vol.5 浦東の夜景を楽しむ
人民広場近くで夕食を済ませた我々は人民広場駅から家路へ。
私は途中下車して、浦東地区の夜景を楽しむことに…
浦東地区の夜景を見るには、地下鉄2号線の陸家嘴(リゥーチャーツイ的な発音です)駅で降ります。1番出口(東方明珠方面)を出ると目の前に東方明珠タワー(468m)✨✨
そして、振り返るとそこには…
左から上海ワールド・フィナンシャル・センター(474m、100F)、金茂大厦(340m、88F)、上海タワー(632m、126F)
スカイツリーの横にスカイツリーより少し低いビルが2棟建っているようなイメージ。もはや高さの感覚が麻痺してしまいます。
もちろん周辺はものすごーい人。”人山人海(中国で人の多さを喩えた言葉)”です。
夜景見物専用かわかりませんが、ブリッジがかかっていて、そこはもっとすごい人です。
見飽きることがありません。いつまでも眺めていられる╰(*´︶`*)╯♡
目の前の景色
振り返ると…
の無限ループ笑
キリがないので切り上げてホテルに帰りました。
最後にもう一度。
ホテルの部屋からも遠くに…
おしまい
上海市内観光 vol.4 上海2日目の夕食
1日上海市内観光を満喫した我々は、夕飯を食べようとぶらぶらお店を探しました。そして、そこそこ空いていて入りやすそうなお店へ。
なんと昨年の台北旅行で行った台湾牛肉麺のお店・永康(牛肉麺)でした。
台北でもとっても人気店で行列だったのですが、まさか上海にも進出していたとは。(そしてまさかのまさか、名前だけの真似っこってことはないですよね?真相は不明)
ともかく、こちらで晩御飯。
Qさんが牛肉麺と前菜を見繕って頼んでくれました。
左上から時計回りに、牛肉とトマトの麺、きのこの麺、干し豆腐の前菜、昆布の和え物、きくらげの和え物、きゅうりの和え物、春巻き
お昼もしっかり食べたので、麺は完食できませんでした。
トマトと牛骨のスープ、あっさりしていて、麺はもちもち。お肉はとろける。台北では、牛もつ(アキレス)が入った麺が看板メニューでした。
木耳の和え物はこの後2回も食べたほど美味しくて気に入りました。
上海では、こうしたとってもさっぱりした前菜が多くて、我々の想像する中華料理より随分ヘルシーです。
築地食材で晩酌
長かったゴールデンウィーク明けの5月7日(火)。築地に買い出しに行きました。
連休に入る前、会社の仲良し先輩から、10日間も魚が食べられないから(築地で買った新鮮な魚を食べ慣れているので、他では買わないらしい)、GW明け初日は築地に買い出しに行こう!と誘われていました。
今週はオットが出張でいないのでお刺身系は買わずに、購入したのは、豆アジ、ホタルイカ、もずく、青のり、アスパラ、水ナス。
豆アジは買ったら当日中に調理しなければなので、プレッシャーなのですが、早く帰れそうだったので、思い切って購入。
そして帰り道、豆アジの唐揚げとビールと決めていたので、ちょっと高級なIPA(580円!!)を購入して家路に。
そして早速調理に取り掛かる。
上海でご馳走になったアスパラの塩炒め(すごーく薄くスライスしたもの)が美味しかったので、真似しました。太くて立派なアスパラだったので、本当はスライスするのはもったいなかったのですが、どうしても自分でも作ってみたかった😊歯ごたえも楽しめるように気持ち厚めのスライス。
ということで、晩酌セット完成。
豆アジが結構大きくて、ちょっと骨が残りました。やっぱりちびっこ豆アジじゃなきゃNGだ。豆アジはこの倍くらいの量で250円!半分は別の先輩におすそ分け。
アスパラはちょっと焦げてしまいましたが、しゃっくりちょうど良い歯ごたえにできました。
ホタルイカは味噌がはち切れんばかりにパンパン、ぷりっぷり。
高級IPAと豆アジの唐揚げが合います👍
そして…青のりのパスタを追加。ホタルイカを半分投入!見た目がちょっとアレですが、磯の香りのさっぱりしたオイルベースのパスタになりました。
上海市内観光 vol.3〜新天地でカフェタイム&魯迅記念館
日本食ランチをとった我々は地下鉄で新天地駅へ移動。
新天地とはフランス租界の街並みを再現したエリア。道路の両サイドにはおしゃれなショップやカフェが立ち並び東洋のパリの様相。通りをぶらぶら一往復。
こちらが新天地のシンボル的なショッピングモール。眺めただけ😆
暑すぎず寒すぎずテラスでお茶を飲むのにとっても良い気候でした。
席が空いていたカフェのオープンテラス席へ。コーヒー氷の写真を見て、こちらのベトナム式アイスコーヒーをオーダー。その後氷大丈夫かしら?と思いましたが、無問題でした。
カフェで一休みした後は、再び地下鉄に乗り、虹口足球場駅まで。魯迅公園へ。
躍動感のある地下鉄駅の駅名表示
この辺りは日本租界だったエリアだそうです。建物は古くておしゃれ。
広大な公園の中に魯迅記念館があります。
世界文豪広場。名だたる有名な作家の銅像が。こちらは「レ・ミゼラブル」の著者・ヴィクトル・ユーゴー
あちこちでトランプ?に興じる人々がいました。他にはおじさま方のコーラス団や一人カラオケ(振り付け付き)など。とにかく自由でカオスな公園内。
仙台以来の魯迅様。こうした記念館の銅像としては、少しデフォルメ感があり、悩める雰囲気が出てます。
到着!!
公園内に入ってからも記念館まで少し歩きます。到着したのが15:57。よく調べずに行ったところ、16時までとのことでしたが、どうやら16:00まで入場可ということだったようで、入館できました。
肖像画の植物アート
リアルな魯迅様
魯迅と親交のあった内山完造さんが開設した内山書店の店構えも再現されていました。
神保町のお店はこちら
こちらも展示されている品の数が多く、ゆっくり見ることはできませんでしたが、見応えのある記念館でした。しかも無料。
公園内にある魯迅先生のお墓
**魯迅記念館**
営業時間:9:00〜17:00(入館は16:00までのようです)
入場料 :無料
住 所 :魯迅公園内
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魯迅記念館を見学した後は、再び地下鉄に乗って人民広場にきました。
広場もあったのかもしれませんが、広い公園といった感じ。モンゴルっぽい踊りを踊っていたグループ。
とてつもなく高いビルに圧倒される。
この後街をブラブラして夕食です。
続きます。
上海今昔物語
ブログに何度か書いていますが、過去に3回中国に行っています。
1996年に上海-桂林-西安-北京8日間の旅をしたこと、その後1999年に再び北京、西安に行ったのは明確に覚えています。
1996年の旅は、お互いに世界史好きだった高校の同級生との、憧れの中国旅行で、見るもの触れるもの、食べるもののすべてが新鮮だったのを昨日のことのように鮮明に覚えています。
1999年の旅は、9月下旬の連休で国慶節、かつ中華人民共和国建国50周年を前に、首都・北京が厳戒態勢で天安門広場前の道路が封鎖されていたり、そこに戦車が通っていたのを見かけたりと、忘れ難い記憶があります。
さて、上海にももう一度旅行したことがあり、1999年より前だと記憶していましたが、それがいつだったか…。
ブログを書くにあたって、アルバムを探っていたら、写真を見つけました。1999年の3月に上海・蘇州に行っていました。
そして、もっと驚愕なことが…ちょっと前のブログで、その当時東方明珠タワーはまだできていなかったと記憶していた(実際には1994年完成)とか書いていたのに、なんと1999年に東方明珠に登ってたのですΣ(・□・;)
割と記憶力は良い(特にプライベートの出来事には)と思っていたのに、まったく記憶から抜け落ちていました。写真を見ておぼろげに思い出してきました。
20年前、外灘(バンド)から浦東地区を背景に。この当時からPM2.5がすごかったようです。ほとんど見えませんが、東方明珠タワーの周りにもちらほら高層ビルが建ってます。
アングルは異なりますが、今回、外灘から撮った写真
上と下の写真は外灘の逆方向から撮った写真ですが、ビルの上に旗が立っているのまで変わりない。季節が異なることもありますが、人々のファッションに時代を感じます。
そして23年前の豫園。太ましい二の腕を出していますが、お気になさらず😂
そして今回撮影した湖心亭
アルバムを見ていたら懐かしい品々を発見
豫園商城(マーケット)でお茶を買った時の発票。当時は、お会計と品物を受け取る場所が別で、先にお支払いをして、発票を見せて品物を受け取りました。そして購入した龍井茶に髪の毛が入っていたことも忘れられません😬
ホテルのカード。今では持ち帰ることはありませんが、こうやってとっておくと記念になりますね。23年間見たことありませんでしたが。上海駅近くの華東大酒店。
ググってみましたら、ホテル名は変わりましたが、今もあるみたいです。
(お借りした写真)
新梅華東大酒店
懐かしい当時の航空券。旅情をかきたてられます。eチケット控は便利ですが、無機質ですね。
上海-桂林のフライトチケット。カーボン紙の手書き❗️
この時、海外旅行は前年のバリに続いて2度目。まだまだ超ビギナーでした。
そして初めての中国国内線への搭乗。
当時の旅のバイブル「地球の歩き方」には、中国ではネガティブなニュースは報道される割合が決まっていて(ニュアンスは異なるかもしれませんが)、飛行機の墜落は報道されていないのも結構ある的な記述があったと思います。
そんな前情報の中で乗った国内線は見るからに貧弱で、非常口横の席だったのですが、非常灯のケースが離陸と共に落ちてきたり、ものすごく揺れたり、今もってこれまでで1番肝を冷やしたフライトでした。謎の機内食弁当の匂いも強烈でした。
25年経っても鮮烈に記憶に残り(一部残っていないこともありますが💦)、五感を刺激する、そこで考えたり思ったりする思考や経験・体験は日常生活では得難く、人生を豊かにしてくれるものだなぁと思います。
上海市内観光 vol.2〜花園飯店(ホテルオークラ)で日本食ランチ
午前中の街歩きでお腹が空いた我々は花園飯店(ホテルオークラ)にある日本食レストラン「山里」でランチタイム。
Qさんはこちらのレストランのかなりの常連さん。前の週にも訪れ、私が帰国した翌日も訪れる予定とのことでした。
花園飯店(ホテルオークラ)
和食レストラン「山里」
お酒は頼んでいませんが、付き出しが出てきました。よくあるお醤油味の甘い煮物
私は天ざるセットにしてみました。
Qさんの旦那さんはうな重
Qさんは焼き鯖定食
Qさん旦那さんオーダーのうな重は、日本で食べるよりふわふわでボリューミー。一口味見させていただきましたが、脂が乗ってて美味しかった😋
私のお蕎麦も美味しかったです。お寿司のネタも新鮮で、久々に食べた天ぷらも東京で食べるのと比べてまったく遜色ない。
海外旅行先で日本食を食べることはほとんどないのですが、日本食もどきも多い中、普通に日本食✨なだけでポイントが高い!!
食後のフルーツは苺とさくらんぼ🍒
かつこちらは、ホテルオークラ運営ですから、本当に落ち着いた雰囲気で美味しくいただきました。スタッフは皆さんローカルですが、着物を着こなし、日本語を操る。
3日間丸抱えでQさんご夫妻にお世話になってしまったので、こちらでは私がお支払いをしたのですが、お会計後「領収証は要りますか?」と。商用も多いのでしょうね。
Qさん特典の1割引で、3人で540人民元でした。(≒8,900円)でした。
こちらのガーデンホテル。1990年3月20日から、30年間の契約でオークラが運営していたそうですが、来年3月19日で契約が終了し、上海のホテルチェーン・錦江グループ(上海錦江国際酒店集団)に経営が移るようです。
ガーデンホテルというだけあってお庭もきれい。駐在のご家族らしいファミリーが七五三の写真を撮ってました。