どこかにマイルで山形へ〜1日目は上杉家ゆかりの地と、米沢牛と高畠ワイナリー vol1
JALのどこかにマイルで決まった山形への旅。
私は車の免許を持っていないので、国内1人旅はもっぱら公共機関だけで移動できる都市を選んでいますが、今回は最終的な行き先は自分主体で選ぶのではなくJALさんが選んでくれたので、与えられたルールで楽しむゲームだと思って旅程を組みました。
当初はのんびりリフレッシュの旅、として温泉に籠る案も考えたのですが、ピンとくる旅館が見つけられず、切り替えて観光中心の旅にしました。
1日目のスケジュールはこちらです。
移動:山形空港〜山形〜米沢〜高畠〜山形
観光:米沢/上杉御廟所、上杉神社、上杉伯爵邸、上杉博物館
高畠/高畠ワイナリー
ランチ:米沢牛焼肉
移動についてはまた別記事で書くとして、初日10:30に米沢到着。米沢では上杉家ゆかりの史跡を巡ることと、米沢牛を食べることを目的としていました。目的の御廟所は車で15分くらい、往復歩くのは時間もかかるし、体力も消耗すると思い、駅からタクシーで向かいました。
上杉御廟所
杉木立に囲まれて凛とした門が立っています。まっすぐの砂利道が墓所まで。上杉謙信公を中心に代々のお墓(祠)が、向かって左側が偶数代、右側が奇数代と14個、正 と並んでいます。私が訪れたタイミングでもう一方男性の観光客がいて、係の方が説明をしてくださいました。
人様のお墓なのでカメラを向けてよいものかと思いつつ、撮らせていただきました。
中央に建てられた謙信公の祠
高校時代世界史が好きで、日本史は勉強しなかったため本当に断片的なピースしか頭の中にない私。せっかくのお話が頭の中で霧散していくようでもどかしい><。
このように歴代の祠がならんでいます。左右に整然と計算されたように並んでいるのですが、もちろんいっぺんに作られたものではなく、歴代の公が亡くなられると作られたそうです。
樹齢400年の杉。杉ってこんなにまっすぐだったのですね。パワーをいただけるような気が。ちょうど入れ違いで観光バスが入ってきました。
御廟所からは徒歩20分くらい。途中、和菓子屋さんに立ち寄ったりしながら。上杉神社はかつて上杉のお城があったところ。東京にいるとわかりませんが、後から作られた駅周辺の繁華街とは別にかつての城下町は別で駅から離れたところに老舗のお菓子屋さんがあったりします。
上杉神社 (写真は空の青みが飛んじゃっています。)
第一印象は、余計なものは何もなく、すごく整っている。
空間が必要最小限のもので構成されていると感じました。約100年前に再建された社殿のようです。100年間風雪にも耐え、今日拝観させていただける有難さ。本当に有り、難い、という気持ち。
周りは砂利と低い塀に囲われていました。
上杉謙信公家訓
今は上杉神社ですが米沢城址なので、周りはお堀。平地でもほんの少し色づいている🍁木もあったり。
続いて隣接している上杉伯爵邸を見学
歴史ある建物でお食事もできます。
右側の建物でお食事できるようです。
そして美しいお庭
自由に見学できました。
お腹が空いてきたので、駅に戻って目星をつけていた米沢牛の焼肉屋さんへ向かおうかと思いましたが、我慢して上杉博物館へ…
広場を前にして
建っている平屋の建物が博物館です。
入るとすぐにお能の舞台 圧倒されます。
博物館内は上杉家の栄枯盛衰の歴史や、当時仕えていた半士半農の生活などが解説と共に展示されていました。また織田信長から上杉謙信の贈られたという洛中洛外図や、それを映像化したものなど、子供にもわかりやすいように展示されていました。上杉家は、米沢の重要な観光資源なんだといろんな意味でわかるような博物館でした。
上杉家ゆかりの地、日本史に疎い私でも、興味深く、もっと勉強してみようと思えました。オススメです。
さて、教養を深めた後は待ちに待った食の時間٩( ᐛ )وまずは20分ほどかけて駅近くまで戻ります。