旅とグルメ、日々のこと…たまにランニング

自粛疲れならぬ自粛慣れ、からのアフターコロナを思う

皆さん、自粛疲れって感じてますか?私はどちらかというと自粛疲れというより自粛慣れです。

生活のリズムというかペースというかスタイルというか、通勤なしの在宅ワーク、お家ご飯、不要不急の外出自粛に割と慣れてしまって、ストレスや疲れはそれほど感じていません。

ハレの買い物はできないですが、スーパーやコンビニでの買い物、(最低限に努めてる)通販で、消費欲はそれなりに満たされているし、ジョギングで適度なカロリー消費もできる。私の場合これでかなり気分転換できているようです。

強いて言えば、自分の作る食事に飽きた、人様に作っていただいたご飯が食べたーい!と強く思うことはあるのですが、一方で今の生活でお料理は数少ない楽しみなので、お料理をしなくてよくなったら、もっと退屈な毎日になってしまうんだろうなぁと感じています。ブログネタも減ってしまいますしね(^-^;

旅行に行きたいとはもちろん思うのですが、旅行できないこの状況にも慣れてしまっていて、いつ行けるんだろうなぁ、安心安全に旅行ができるようになったらどこ行こうかなぁ?と熱望とか渇望とかとは違う次元で、うっすら妄想するって感じです。

5月末で今の体制からは少し緩和されそうですが、自粛令が緩和されたからといって、すぐに飲みに行きたい〜という気分には今はなっていません。

が、、、、

きっと喉元過ぎればでなんとやらで、周りの動きを見るにつけ、私も、と早々に飲みに行ったりしているかもしれません。(もちろん今後も感染予防、感染拡大防止には十分注意した行動をとっていきます)

6月以降は、アフターコロナ初●●ってネタが多くなりそうですね。

初飲み、初女子会、初マッサージ、初温泉、初海外旅行、、、、などなど。

とにかく、戦争を知らない世代の我々が初めて経験した世界的な”危機”、まだ終わっていませんし、この後第二波、第三波がやってくるなどとも言われています。さらに経済の悪化など副次的な影響がボディーブローのように身に迫ってくることも考えられます。

東京に住む私にとっても、東日本大震災(とその後の原発事故)は、それまでの自分の価値観がある意味覆させられる出来事だったのですが、結局それも喉元過ぎればで。

良い意味に捉えれば、人間忘れることができるから前を向いて、明るく生きていけるのかもしれませんが、経験や歴史から学ぶことができるのも人間ならでは。

この間に経験したいろんなことを、個人レベルでももちろんですが、国も教訓にして、元の木阿弥ではなく、国民が信頼できる政府に変貌してほしい、と切に願っています🙇‍♀️

 

タイトルとは関係ないのですが、GW中に読んだ

サイゴンのいちばん長い日+

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GW中、コロナ禍がまだどうなるか見通しの立たなかったなかで、サイゴン陥落前後のリアルな状況に身を重ねて読みました。

その時は、サイゴンベトナムホーチミン)から脱出さえできれば、残りの世界は平和なんだから、今のこのコロナ禍の方が世界中どこにも逃げ場がないという意味で、厳しいんじゃないか、と思いながら読んでました。

もちろん冷静に考えれば、ベトナム戦争と、今のこの医療水準、生活水準、技術レベルのなかで起きている感染症とでは、身に迫る危険の度合いが違うのですが。

テーマは重そうですが、近藤さんの文章にはお茶目な明るさが滲んでいて、軽快に読めます。