旅とグルメ、日々のこと…たまにランニング

ランニングと私

年末年始、ジムでランニングしながら考えていたこと。

私は子供の頃から熱しやすく冷めやすいタイプでした。一瞬で熱中するけれど、熱中すればするほど、その熱量が高ければ高いほど、自分でもびっくりするくらい瞬間的に冷めてしまい、以後興味を失ってしまう。3日坊主どころか1日坊主でした。

社会人になっても、続いていることといえば、会社くらい・・・あ、結婚生活もですが(笑)自分でも20数年同じ会社で仕事をしてるってすごい、って今でも思います。

 そんな私もオーバー40となり、人間ってやっぱり変わるんだなぁと思ったのが、ランニングとの向き合い方です。3年ほど前、どうにも、もう限界というほど体重が増えてしまい、ダイエットを始めました。食事量のコントロールとウォーキングを始めて、半年くくらいたった頃、とある人に「走ってみればと」。実は、それより数年前に一度、ジョギングに夢中になり、その時は3ヶ月くらい熱中した結果、膝と足首を痛め、もう2度と走れない、と思っていたので、走るのは無理だなぁと思っていたのです。ですが、なんとなくスイッチが入って、とにかく脚を痛めないように、早歩きから始めました。はじめは2kmがやっと、その後6kmの壁がなかなか超えられず、次は10kmと今思うと段階を踏んで、ハーフマラソン約21kmまでは走れるようになりました。

仕事ではなく自分が好きでやっていること(やらなくても困らないし、誰からも非難されないこと)を、これまで続けて来られているのは、冒頭のような性分の私は自分でも驚いてしまようなことです。

ということで、

私がランニングを続けられている理由(自己分析)

1. 走るのに適した環境が近くにある。近所に木場公園という走るのに十分な公園があり、気が向けば、朝でも夜でも安全に走ることができます。また自宅から皇居が片道5kmで、皇居まで走って、皇居を1周走って、地下鉄で帰る(笑)と10kmという、自分にとってのゴールデンコースを見つけたことにより、皇居まで走ることが自分のモチベーションアップになっています。(皇居周辺はパワースポットだなぁと感じています)

2. 道具も場所もいらず1人でできる。ランニングをするのに必須なのは、ランニングシューズだけです。特別な道具もいらなければ、施設を借りたり、仲間を集めたりする必要はありません。自分がやりたいと思った時にすぐに始められます。段取りを踏まなければ始められないスポーツは私にとっては、ハードルが高いのですが、ランニングはその必要がありません。仲間で走ることがモチベーションアップに繋がるというのも、そうだろうな、と思うのですが、明日は何時にどこに集合とか思った瞬間に義務となって、冷めてしまいそうな自分が想像できます。

3.うまくいかない状況を受け入れる。走りたいのに、脚が痛くて走れない、雨が降って走れない、そういった時に、若い時の私だったらすぐに、もうダメ、やめよう、と思ってしまいました。元来、完璧主義でもないのに、何かが1つでも欠落するとすべてを諦めてしまうみたいなところがありました。でも年を経たことにより、うまくいかない状況や自分自身を受け入れることができるようになりました。

このほかに、今はITを活用して、距離やスピード、タイム、心拍数等々を苦労なく記録することができるというのもモチベーションのアップ、維持に寄与すると思います。

今は寒さで、これから春先は花粉で走るのには辛い時期ですが、今走ることができれば1年中いつでも走れます。

アラフォー世代は瞬発力ではなく根気力で、ゆる〜く続けていくことが強みだと思います。